家庭用ビデオゲーム機産業における企業間関係とゲームソフトの開発:1990年代

家庭用ビデオゲーム機産業における企業間関係とゲームソフトの開発:1990年代


  • ¥356
    単価 あたり 
税込


現在に至る家庭用ビデオゲーム機産業の発展は1980年代半ばの任天堂ファミリーコンピュータ(ファミコン)の大ヒットを契機の一つとしている.1990年にはスーパーファミコンが発売されたが,1994年にはソニー・コンピュータ・エンターテイメント(SCE)がプレイステーションを世に出し,ゲーム機間の競争は新たな時代を迎えた.本稿では,任天堂とSCEが1990年代後半の時期にとった施策を技術的特性とは異なる視点から簡単に対比しつつ,ゲームソフトの開発の特徴とゲーム機メーカーとゲームソフトメーカーの関係をまとめている.海外のゲーム機産業と日本のそれとでは市場の特徴,流通の構造,企業組織のあり方が異なるため,ここでは,日本国内での出来事に我々の注意を限定する.それにより,1990年代に急成長した日本のゲーム機産業から他業種の企業経営にとっても参考になる普遍的構造の抽出を試みる.

一部閲覧する(ログインして職業を登録すると全文が閲覧できます)全文閲覧はこちら

【書誌情報】

ページ数:12ページ

サイズ:A4

言語:日本語

商品番号:KBSP-03109

書誌コード:3228

登録日:2023/7/6