ホンダは2005年、シリコンバレーでスタートアップ投資のためのファンド（CVC）を組成し、そのリーダーとしてニック杉本を採用した。その後、杉本のチームは、シリコンバレーのエコシステムと繋がり、現地スタートアップとのオープンイノベーションを進めていく。その後、何回かの組織再編を経て2020年にチームは「ホンダイノベーションズ」と改称され、ホンダ直下の子会社となり、活動を加速させる。さらに2023年に杉本は東京へ異動し、世界各国のスタートアップとのオープンイノベーションを推進するチームを率いることになる。日本大企業のシリコンバレーでの活動、国境を越えたオープンイノベーションは一般的に難しいと言われるが、杉本がいかにしてホンダのシリコンバレーでの活動を推進し、その活動を世界に広げようとしているかについて示し、本ケースはその難しさを乗り越える方法について考え議論する素材である。

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【書誌情報】

ページ数：20ページ

サイズ：A4

言語：日本語

商品番号：KBSP-03161

書誌コード：50134

対象年代：2005～2023年

登録日：2024/10/3