
キリンホールディングス株式会社-グループ組織をマネジメントする仕組みの構築-
税込
キリンホールディングス株式会社は2007年に純粋持株会社に移行し、国内市場のみならず海外市場での展開に向け、グループを構成する事業会社組織のマネジメントの仕組みの構築を行っていた。その重要な一つはバランススコアカード(BSC)の活用であった。この仕組みは持株会社以前のキリンビール社の時代に導入されたもので、それをホールディングス全体で用いるようになった。BSCでは戦略指標や管理数字でマネジメントする比重が多くなるが、キリンは同時に、人事制度の一つである目標によるマネジメントの仕組みとBSCとを結びつけることで、戦略の仕組みと人事の仕組みを連動させる工夫を行っていた。さらに、持株本社の人材については、各事業会社からの人事交流を重視することで、グループ会社間のコミュニケーションのレベルを高く維持することも行っていた。
一部閲覧する(ログインして職業を登録すると全文が閲覧できます)全文閲覧はこちら
【書誌情報】
ページ数:20ページ
サイズ:A4
言語:日本語
商品番号:KBSP-02288
書誌コード:5300
対象年代:2010/1/1
登録日:2011/6/1