有料音楽配信サービス業界における新市場創造戦略(A)-着メロ-
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1995年、日本国内での携帯端末の本格的な普及が始まり、多様な音楽サービスが誕生した。J-POPの着信メロディの自作はその一つである。そして1999年2月22日に「iモード」がスタートし、フェイス社を中心として着メロ配信サービス「ポケメロJOYSOUND」が登場した。2000年代に入るとさらに着メロ市場が拡大したが、一方で、JASRACによる着メロからの音楽著作権に係る使用料を徴収が行われるようになった。業界内外の競争環境が激化する中、フェイス社は、2002年、アメリカに子会社を設立し、「Modtones」という着メロ配信サービスを開始し、着メロなどの音楽を中心とするコンテンツ配信サービスのビジネスプラットフォームを世界中で次々と構築していった。そして、その年、東証一部へ上場を果たすこととなった。本ケースでは、競争環境のとらえ方、市場のニーズのとらえ方、そしてマーケティング戦略を構築するスコープの基軸のあり方などを議論します。
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【書誌情報】
ページ数:14ページ
サイズ:A4
言語:日本語
商品番号:KBSP-02722
書誌コード:15381
対象年代:1995/1/1
登録日:2018/10/1