プリンシパル・エージェント問題:契約理論

プリンシパル・エージェント問題:契約理論


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本稿は1990年代までの標準的なミクロ経済学の内容をまとめた数章からなる冊子の一部である。ここでは、依頼人(プリンシパル)と請負人(エージェント)の間で取り結ばれる相対契約において生じる諸問題を検討する。前半では、別稿「非対称情報下の市場均衡:情報の経済学」を継承し、非対称情報下での次善契約の設計を説明する。後半では、別稿「不確実性下の一般均衡分析:効率的配分の実現可能性」の末尾でその分類を述べた取引費用の存在を基礎に、契約条件に関する曖昧な記述がもたらす取引の非効率性とそれを補完する諸制度の機能について述べる。

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【書誌情報】

ページ数:28ページ

サイズ:A4

言語:日本語

商品番号:KBSP-02730

書誌コード:3198

登録日:2018/10/1


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