
りそな銀行と金融危機-2002年の不良債権処理-
税込
1990年のバブル崩壊後,銀行の貸出は不良債権化した。あさひ銀行,大和銀行を中心に発足した「りそなグループ」はその最初の決算となる2002年度決算を準備していたが,新日本監査法人は「りそなホールディングス」社に対して,繰越税金資産の資本計上を減額する方針を知らせた。これを受けて,政府は「金融危機対応会議」を開催し,「りそな銀行の状況を放置すると信用秩序の維持に極めて重大な支障が生じる懸念がある」と発表し,公的資金投入を決定した。さらに日本のメガ銀行に対して公的資金が投入された。銀行業務,不良債権処理,公的資金投入,経済成長の関係を検討する。
一部閲覧する(ログインして職業を登録すると全文が閲覧できます)全文閲覧はこちら
【書誌情報】
ページ数:106ページ
サイズ:A4
言語:日本語
商品番号:KBSP-02759
書誌コード:21129
対象年代:2002/1/1
登録日:2019/1/7