女性活躍推進と地域限定社員(A) 中川恵子の「憤り」
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主人公の中川恵子は、2000年出身地S市に支店を構える大手保険会社A社に一般職として就職した。中川は支店勤務で転勤のない一般職を選んだつもりだったが、2010年コース別人事制度の廃止によって、居住地域が配慮された総合エリア社員(地域限定社員)として営業の外回りに出ることになった。営業が性分に合っていた中川はトントン拍子に昇進し、2014年課長に就いた。ちょうどA社では女性活躍を経営戦略として推進する方針が出され、上司は中川に女性管理職向けの「女性経営塾」を勧めた。会社都合で会社主導のキャリア開発に「憤り」を感じ、中川は「女性経営塾」への参加を断ってしまった。本ケースでは、女性活躍推進などに翻弄され、それまで想定していたキャリアと異なるキャリア選択をしなければならない女性の苦悩や決断を理解し、女性が主体的、能動的、自律的にキャリアを開発することについて検討する。
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【書誌情報】
ページ数:6ページ
サイズ:A4
言語:日本語
商品番号:KBSP-02843
書誌コード:5383
対象年代:2010/1/1
登録日:2019/11/1