レゴ：成長戦略に取り組む

デンマークの玩具メーカーであるレゴは、創業以来、「子どもには最高のものを」「子どもの創造力を育む」という理念を忠実に遂行してきた。しかし1988年の特許期限切れをきっかけに、レゴの市場は多くの新興企業によって踏み荒らされるようになった。それに加えて、テレビゲームやビデオゲームの出現によって、これまでのようにブロックをコツコツと積み上げることに子どもたちの多くは興味を失った。この競争構造の変化において、レゴは「脱ブロック」「脱レゴ」をかけ声に新規事業に邁進するようになる。しかしすべての取り組みは失敗に終わり、ブランドイメージは傷つき、これまでのレゴファンからはそっぽを向かれるようになった。2003年と2004年に莫大な損失を計上し、その年いっぱい事業を継続できるかどうかの危機に直面していた。

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【書誌情報】

ページ数：12ページ

サイズ：A4

言語：日本語

商品番号：KBSP-02904

書誌コード：17409

対象年代：2004/1/1

登録日：2020/9/1