株式会社学研ホールディングス(A)戦後の復興は教育をおいてほかにない
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1946年、古岡秀人氏は戦争で焦土と化した日本を見て、「戦後の復興は教育をおいてほかにない」という強い信念を抱き、学習研究社(現、株式会社学研ホールディングス)を立ち上げた。学年別学習雑誌「学習」を企画したが、戦後の物資不足のなか創業間もない無名のベンチャーに資材となる紙を売ってくれる会社もなければ、印刷を引き受けてくれる会社もなかった。どうにかして出版にこぎ着けたが、本を全国の書店に卸していた取次会社の日本出版配給統制(株)からは取引を断られた。そこで古岡氏は、戦争協力者という汚名を着せられ、学校現場から追放されていた校長や教頭による学校直販チャネルを開拓し、その後、家庭訪問チャネル「学研のおばちゃん」に引き継がれていく。本ケースは同社の創業から1981年までの取り組みを記述しており、創業理念の事業化、新しい市場を切り開くときに創業者が直面する様々な課題、ビジネスモデルの進化などについて考える。
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【書誌情報】
ページ数:18ページ
サイズ:A4
言語:日本語
商品番号:KBSP-03045
書誌コード:17430
登録日:2022/7/1